Quartett!!/Littlewitch

2004年、ランキング一位のゲーム。
ランキング名は、期待させるなよ哀しくなるだろランキング。
このカテゴリーに於いては自分的には並ぶものの無い傑作・・・。

 

キャラクター

フィル・ユンハース
本作の主人公。第二ヴァイオリン担当。クリスマス・イヴのミサでの演奏を認められ、マグノリア音楽院に編入してくる
陽気なヴァイオリン職人の青年。

シャルロット・フランシア
第一ヴァイオリン担当。嘗て天才少女の名を欲しいままにしたが現在は落ちぶれ気味。
チビの上胸はぺったんこ。だが、カルテットの中では最年長。

ユニ・アルジャーノ
ヴィオラ担当。双子の姉の方。コンプレックスに苛まれヴィオラに転向した。
人当たりは良いが、実は結構根暗の上躁鬱気味。。

李淑花(リ・スーファ)
チェロ担当。物静かで控えめなメガネっ娘。変態ジジイの為に日々苦労している。
メインの中では最も好きなキャラ。彼女のおかげで少しは救われたな・・・。

メイ・アルジャーノ
ユニの双子の妹。天才ヴァイオリニスト。性格は凶暴かつ獰猛。噛み付かれないよう注意が必要。
双子なのに誕生日が違う・・・。

ハンス・クラウバー
メイのカルテットの第二ヴァイオリン担当。素質は無いが、音楽への情熱溢れる努力家。

シニーナ・ビノテーク
ヴィオラ担当。姐御。ハンスの良き理解者。 

ジゼル・シュトルツェンベルグ
チェロ担当。国家規模のトラブルも解決してくれる(らしい)大金持ち。影薄すぎ・・・。

ソフィー・マイヤー
フィルが編入する直前に音楽院を去って行った少女。シャルロットの親友。
このゲームに於ける俺的最強キャラなのだが・・・。声を大にして言いたい。

攻略不可とはどういうことだ!!

シャルなんてホントどうでもいいからソフィー攻略させてくれよ!!
しかも彼女には寝取られシーンまである・・・。いや別にソフィーは主人公の恋人でもなんでもないから寝取られじゃないんだろう・・・。
でもね、主人公の心は痛まなくても、

俺の心は耐え難いほどの激痛に苛まれてるんだよ!!            

もう踏んだり蹴ったりだよ・・・。
前作の白詰草話でも俺の好きな品藤さんは攻略不可・・・。
リトルウィッチさんよ、あんたら全然ユーザーのニーズ読めてねぇーよ!!
いやもうユーザーのニーズを読めなくてもいいから、

俺のニーズには応えてくれませんかねぇ。

クラリサ・フリューゲル
マグノリア音楽院の講師。フィルをスカウトして来た人。

 

シナリオ

余りの中身の無さに茫然自失・・・。
設定を全く生かし切れてない、というよりも生かす気が無いとしか思えない。
ストーリー自体短い上に共通ルートが長いのでボリュームは全く無い。
キャラの掘り下げも当然話にならないほど浅い。
各キャラの悩みもさくっと解決。もう終わり?って感じで、達成感も何もあったもんじゃない。
もうね、何から何まで陳腐としか言い様が無いんだよね。
シナリオに期待すると、溜息しか出なくなります・・・。

 

音楽

これは予想通り良かった。
まあこのテーマで音楽良くなきゃ話にならないしね。
カルテットの演奏のシーンでは、本職の方々の演奏が流れる。
流石に素晴らしい出来です。
しかも、エンディング毎にボーカル曲が違うという凝りっぷり。
ただしボーカル曲は前作の方が上。

 

システム

本作の最大の売り。FFD(フローティング・フレーム・ディレクター)システムを採用。
このシステムは、動きのあるコマ絵による流動的な演出を目指したモノらしい。
まあ漫画の様なモノです。
体験版をプレイすれば感じが掴めるでしょう。
これによって、会話がテンポ良くかつコミカルになっています。
序盤はこれのおかげでかなり笑えました。序盤はね・・・。
全般的にシステム周りは良好なので快適にプレイできます。

 

総評

一言で言うと、

どうしようもない勘違いゲーム

FFDとかね、システムに意を用いてるのは評価できる。
でもそれもシナリオがあれじゃ何の意味もないでしょ。
この手のゲームではシナリオが「主」で、システムや音楽が「従」なんだよ。
このゲームでは、それが完全に逆転している。
基幹部分であるシナリオがぞんざいじゃ、せっかく出来が良い音楽やシステムも報われない。
そこんところ留意して次回作つくって下さいよ、リトルウィッチさん。

モルトケ著 

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