君が望む永遠SFD
何を書けばいいというのでしょうか。
基本的には、ファンディスクについて評価するというのはナンセンスだと思っています。
お祭りですからね。もっと言えば無礼講ですし。
しかしあえて君のぞSFDについてはそのことを忘れて評価したいと思います。
まず最初に断っとかなければならないことがありまして、それは筆者がメインヒロイン2人+茜と緑髪しか攻略してい無いという事実です。なのでその辺についての評価はきっぱり抜けています。
君のぞSFDは買う前から地雷原なのは良くわかっていました。しかし特攻。そのためのSFDです。もっとも評価90点(緋村)以上付いていないタイトルのファンディスクは買う気はしませんけれどね。
シナリオ編について
簡潔に言って、それ以外の部分はまさしくファンディスクなわけなので好むと好まざるとにかかわらず評価の必要は無いと思います。よってシナリオ編と第一章編に評価を絞りたいと思います。
このシナリオ編と緋村が呼んでいるのは、ミニシナリオ集の部分です。この部分に関しては君のぞ本編で語りつくせなかった、各キャラたちそれぞれの話が載せられています。
一番印象に残ったのは、間違いなく水月と慎二の会話です。遥が事故にあってからまだそれほど時間が経過していないときの会話でした。水月の必死さと、そして慎二君の嫌な奴ッぷりを見ることが出来ます(一部の人にとって)。君が望む永遠の中でクライマックスに語られた過去、つまり事故後1年間の様子を垣間見ることが出来ます。私としてはもう少し掘り下げてテキストを多くしてもいい気がしました。それで無ければあんな中途半端に乗せる必要は無かったと思います。それ以外の部分は…まあ最後は無意味に長いですけどファンディスクですから。ああいうシナリオこそがファンディスクの醍醐味ですね。
第一章編
なんと中学生時の茜、高校生時の水月を攻略できます。
二人とも本編では遥を裏切るという形になってしまいましたから、綺麗なヒロインにしてあげたかったのでしょう。しかしはっきり言って無駄です。水月の怖いほどの愛情や、茜の純粋さと狡猾さの同居した姿はどこにもありません。というか、中学生があんなことやこんなことをしていたら、それこそ清潔さが吹っ飛びます。水月の方はまあ、許せる範囲ではないでしょうか。本編では彼女自身、傷つき苦悩していたはずです。心から笑ってすごせる未来があってもいいよな、と思っていましたしね。遥は…別に要りませんでした。
敢えて買う必要は無いでしょう。やはり君のぞは完成している作品です。攻略可能キャラが多いのが難点ですが、フルコンプしなくていいなら何の問題もありません。あの作品だけで完結していいと思います。
Himura